悲しい現実です。
英語の発音ができないと、
いつまでたっても英語の読み書きも英会話も上達しません。
人は自分ができない発音は聞きとることができません。
なので英語の発音がまずいと、
リスニングが上達せず足かせとなって、ほかのスキルも頭打ちになってしまうのです。
- 英語の音が聞き取れない
- 英語で何を言ってるかわからない(リスニングが出来ない)
- 英語のインプットがリーディング(読み)に限られてしまう
私自身、
英語の発音練習をはじめたら英語が聞き取れるようになり、読み書きもスムーズになりました。
発音が上達していくと
英語の音が頭の中に入って来て、
英語が言葉としてわかるようになります。
この点について解説していきます。
正しい発音を知らないと別の英単語に聴こえる
知ってる英単語を聞いても、別の英単語に聞こえます
既に書いたように人は
自分が出せない音は聞き取れません。
聞き取れない音は、別の音に聞こえます。
例えば the の発音 ð ですが、実際に聞くと、
「ザ」や「ジ」に近い発音
「ダ」や「ディ」に近い発音
と、発音のしかたに幅があります。
英語の音になれてない人は、これを
日本語のうち、近い音(za, zi, da, di)
として認識します。
これでは、
いくら聴く練習をしても英語が聞き取れるようになりません。
でも正しい発音が身につくと、違った音に聞こえていた音が、すべて
「同じ ð の音」
と認識できるようになります。
音読で、正しい発音を基本から練習しよう
英語の発音を、音読しながら練習しましょう。
ネイティブなみの発音になる必要はありません。
英語独自の発音を理解して、
舌の位置などのルールを守れば
十分コミュニケーションできるようになります。
基本の英語発音について
この記事に書いてあることを練習するだけで、
すべての英語の発音をマスターできます。
母音・子音の発音練習については、次の記事に書いています。
英語のリズムで音読して、自然な英語を身につける方法については、次の記事に書いています。
イギリス英語のRPアクセント
イギリス英語の
RPアクセント(容認発音)の発音のポイントについて
次の記事に解説しています。
発音の変化ルールをしろう
英語の音変化は、次の5つがあります。
- シュワ(schwa):あいまい母音。消える母音。アイウエオのどれでもない音です。
- 音の脱落(リダクション):音を省略して発音します。
- 音の連結(リエゾン):前後の単語をつなげて、一つの単語として発音します。
- 音の同化:前後の単語で音が変化します。
- T音の変化:”T”音の変化は地域差が大きく、色々なバリエーションがあります。
一つずつ解説していきます。
シュワ(schwa)と音の脱落(リダクション)
音の連結(リエゾン)
音の同化(アシミレーション)
T音の変化
まとめ
この記事では、発音についての質問について回答しました。
英語の正しい発音が身についてくると、
聞こえた英語の音が自然と頭の中に入って来ます。
すると
英語での情報収集量が増えてます。
自然と
ボキャブラリーや世界中の情報が増えていくので、
自然と視野も広がっていきます。
英語の上達も加速がかかるように
スピードがどんどん上がっていきますので、
発音練習、がんばりましょう!
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