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中学の英語の教科書を音読しまくって、受験に成功した話

これは中学生の頃(1981年)の話なのでかなり昔の話です。

その頃の私は英語の成績がなかなか上がらず、悩んでいました。
ですが英語の教科書をひたすら音読しまくったおかげで、

短期間に成績が上がり

無事第一志望の高校に入れました。

その後も英文法においては悩まされることはなくなりました。

音読で文法?という人もいるかも知れませんが

事実です。

英文法はその後の大学受験でも、受験用の勉強以外はほとんどしませんでした。

いまでも違和感だけで TOEIC問題が解けます。

もちろんボキャブラリーやリーディングなど、他のスキルも上達しました。

というわけで、
英語は、教科書を音読をしまくるだけで成績が上がります。

この記事では、中学生当時の私がやっていた音読について紹介します。

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ワクワクするも、伸び悩んだ中学英語

誰でもそうだと思うのですが中学に入学したときは、はじめて習う英語にとてもワクワクしていました。

基礎英語で英語をはじめた

4月にはラジオで基礎英語を聴きはじめました。最初は何も分からず、発音を真似するだけでした。

とても楽しかった記憶があります。

ラジオから流れる英語を聴きながら、例の「リピート・アフターミー」の声のあとに、続けて英語の音を真似していました。これも音読の一種ですね。

Yes, it is.

を「イエス、リューズ」(当時はそう聞こえた)と、カタカナで読みがなをふったりしていました。
懐かしい思い出です。

しかし英語の成績は伸び悩む

しかし、5月に部活が始まると、だんだん基礎英語も聴かなくなっていきました。

気がつくと英語の成績が伸び悩んでいました。

私はそれなりに成績もいいほうだったのですが、
英語だけはどうしても90点以上とれません。

でも成績をあげようとも思わなかったので、そのままでした。

英語の家庭教師につくことに

そのうち高校受験の時期になります。

どういう流れだったのか忘れましたが、母が知り合いのツテで英語の家庭教師を見つけて来ました。

そして私は毎週土曜、その方の家にお邪魔して英語の勉強を見ていただくことになりました。

その方は女性で、もともと学校の先生だったらしいです。

私はその人の家まで自転車で通うことになりました。
木造新築の、玄関がきれいな、広い家でした。

もう忘れましたが、中3の夏になる少し前だったと思います。

その先生にやらされたのが英語の教科書の音読でした。

中学英語の教科書を音読しまくる

最初に挨拶に伺ったとき、その先生からは、

「中1の英語の教科書を持ってくるように」

と言われました。

私は、プリントか問題集をやるだろうと思っていたので、ちょっと面食らいました。

当時の教科書はニュープリンスです。(これです)

そしてただひたすら、中1の英語の教科書を声に出して読んでいく、という作業が始まりました。

そのときの音読のやり方

やり方はこうです。

  1. 1ページごとに声に出して英文を音読します
  2. 終わったら、読んだ部分を口頭で訳していきます
  3. 訳し終わったら次のページをまた音読します
  4. 繰り返していきます。

ページが進んで、少し長い文章になってきたら、2,3行ごとに音読と訳をやるようになりました。

ただこれだけをひたすらやってました。

中学3年生が、中1の英語の教科書をはじめから読んでいくわけです。

中1の時はむずかしかった内容もとてもかんたんに思えて、驚いた記憶があります。

「受験勉強って、こうやるんだな」

と、受験勉強とは復習をすることなんだ、とその時はじめて気がつきました。

中1から中3までの教科書をすべて音読した

中1の教科書が終わると、次は中2の教科書でした。それが終わると、中3の教科書をやりました。

音読は単純な作業でしたが苦ではありませんでした。私にあっていたのだと思います。

文法とか読解の問題集をやるより、全然良かったです。

先生は親切に、毎回お手製のおやつをくれました。

私は当時、会話もできない無愛想な生徒でした。

ほとんど何も喋らずにいたので、今は先生に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

英語の音読はどれくらいやった?

どれくらいやったかというと、

毎週土曜の、確か午後1時から5時までの4時間です。

中3の初夏の頃から、受験の直前まで通ってました。

中3の教科書を最後までやったかどうかは覚えてませんが、今思うと結構長い間やっていましたね。

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英語の教科書を音読しまくった結果は?

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