姉妹サイト「チャンクで英語 ガイド」はこちら

英語の音変化①:シュワ (schwa)を音読で理解

この記事では、英語の音変化のうち、あいまい母音のシュワ(schwa)について解説します。

・早口の英語が、聞き取れない
・単語のときと違う発音になってる気がする
・リスニングも苦手です

英語の発音を練習している人向けに、このような英語の音の変化についての悩みを解決します。

この記事では、次の内容を解説しています。

  • あいまい母音のシュワ(schwa)について
  • シュワ(schwa)についての解説動画を紹介しています。

英語の音変化については、他の記事もありますので参照して下さい。

音変化についての解説記事リスト:

コンテンツ

あいまい母音 シュワ (schwa)について

「あいまいな母音」はシュワ (schwa) と呼ばれます。発音記号は /ə/ です。
次の英文を読んでみてください。

  • a cup of tea → ə cup ə tea

「ア、カップ、オブ、ティー」と読んでしまいますが、「ァカパティ」と発音されます。

a も of も、小さな「ァ」とも「ゥ」とも「ォ」とも区別できない母音 /ə/ で発音されます。
(前置詞 of のF音も省かれます)

シュワ(schwa)の発音のしかた

発音は、口や顔をリラックスして「あいうえお」のどれでもない母音を出します。

どれでもない音って、どうやって発音するの?

それは音を聴かないと難しいです。下のYouTube動画で発音を聴いて下さい。
(発音してるところから再生が始まります。聴いたら止めていいです。)

とにかく短く、弱く発音

上の動画では、とにかく短く、弱くと言ってますね。短いから前後の音で消えてしまいます。
発音しないに等しいです。

シュワだけで練習するのは難しいので英単語で練習するのが良いです。
上の動画では about でやってますが、その発音は次のとおりです。

/əbάʊt/

最初の /ə/ がシュワです。about の発音でシュワを練習しましょう。

アクセントがない音はすべてシュワ (schwa)

そして重要なことは、アクセントのないすべての母音がシュワに変化するということです。

シュワは英語の発音では、かなり重要です。

英米人が話すとき、一つのセンテンスにシュワが占める比率は30~40%くらいだそうです。

かなりの比率ですね。

次の動画ではシュワがどういうところで使われているのか例を上げています。(例を上げているところから再生が始まります)
The Schwa – English In A Minute

練習しよう!英語の音変化のYoutTube動画のリスト

発音が上達するためには動画を見ながら真似をするのが一番です。

練習のために音変化の動画を紹介します。

あいまい母音シュワの動画

すでに上げている動画ですが、この動画が schwa(シュワ)について、一番わかり易いと感じました。

音変化が分かると英語が分かる

この記事では、英語の音変化のうち、あいまい母音のシュワ(schwa)と、音の脱落について解説しました。

音変化を理解して、自分でもできるようになってくると、リスニング力とスピーキング力が向上します。
だんだん英語の音が聴こえるようになっていくので、ぜひ練習を続けて下さい。

音変化についての解説記事リスト:

コンテンツ