今回は少しトリッキーな話に感じるかもしれません。
英会話が不得意でも、
スラスラと英語が口から出るようになる方法について説明します。
この記事では次のような悩みを解決します。

・発音一つ一つはできるけど、なめらかに話せない
・発音が下手なので、英語が話せないと思われる
・英文がなかなか出てこないので、話し相手がしびれを切らしてしまう
英語が出来なくても、
英文をなめらかに言えるようになる方法があります。
「なめらかに話す」なら、
相手の言いたいことを理解し、
考えながら物事を説明するスキルが必要です。
このスキルが上達するには時間がかかります。
でも
フレーズや短文(チャンク)で発音を徹底練習することで、とりあえず
自然と英語が、
口から出てくる状態にすることができます。
続けていると、
かんたんな英会話ならなんとかなるようになります。
この記事では、次の内容を説明しています。
- スラスラと言えるようになる理由
- その練習方法をステップごとに解説
- 練習に使うおすすめ教材を紹介
この発音の練習を続けてると
リスニングもスピーキングも向上し、
英会話を楽しめるようになります。
周りからも「英語ができる」と思ってもらえるようになります(笑)。
なぜ英語をスラスラ言えるようになるの?


口の筋肉を
英語用にするための、発音に特化したトレーニングだからです。
なめらかに英語が口から出るようになる
ひたすら
英文を繰り返してると、
自然とその英文が口から出るようになります。
それは次のような理由からです。
- 何度も聴いた音は頭に残っています。
- 口の筋肉が発音を覚えています。
例えば、
テレビやラジオでよく声を聞く人の話は、なんとなく頭に残りますね。
口調もイントネーションやリズムがだんだん似てきます。
それと同じです。
お手本となる
ネイティブ・スピーカーの話す内容を何度も繰り返し聴き、真似しているとだんだん口調が似てきます。
そのうち
だんだん発音も良くなり、
話すときの英語もなめらかになっていきます。
※昔「7か国語がペラペラになる」というサークルがありましたが、同じような練習をしていました。
7か国語で書かれた文章で、徹底的に発音を練習して、7か国語が話せるようになるというものでした。
ただ注意してほしいのは、英会話ができるようになるわけではない、ということです。
英会話のトレーニングではない
英会話ができるようになるためには、以下のようなスキルが必要です。
- 英語で考えながら話したり、
- 相手の話に相槌を打ったり、
- 物事を説明したり、
こういったスキルは、頭が英語モードになった状態で英語で考えることができるようになる必要があります。
英語モードにする手軽な方法については、姉妹サイトの「チャンクで英語ガイド」で解説しています。
▶ すぐに頭を英語モードにして感覚を取り戻す方法3選



あくまで発音のトレーニングです。
チャンクを使った、フレーズや短文の発音練習は楽しい


この発音の練習は楽しいし、とても役に立つのでおすすめです。
まだスラスラでなくても、楽しい練習です。
理由は次のとおりです。
- 簡単な英文やフレーズ(チャンク)なので負担が少ない
- 上達を実感しやすい
- 英語が話せるようにみえる
- 気持ちがいい
- 自然と英会話が上達する
YouTube の英語学習チャンネルには、発音の解説や説明の動画が多いです。
発音の練習は、楽しく英会話が上達するからだと思います。
簡単な英文やフレーズ(チャンク)なので、負担が少ない
発音の練習には基本的に、短い文やフレーズ(チャンク)を使います。
難しい文は使わないので、心理的にとても楽になります。
上達を実感しやすい
発音は比較的短期間で上達します。
昨日までできなかった発音が、今日できることもあります
なのでやりがいを感じやすく、練習も楽しくなります。
英語が話せるようにみえる
英語らしい発音をしていると
「英語ができる人だ」
と思われやすいです。
特にご年配の方からは「たいしたもんだ」と思われやすいです(笑)
逆に発音が下手だと、
いくら英語で仕事をしていても話せるとは思われにくいです。
ネイティブと会話しているところを
他の人に見られて、やっと理解が得られる感じです。
気持ちがいい
練習していると気分が回復してきます。
これは発生と同時に呼吸をしているため、酸素が入れ替わるためだと思います。
深呼吸やカラオケと似た効果が得られます。
自然と英会話が上達する
発音練習を長くつづけていると、
スピーキングとリスニングが上達していきます。
続けていると、次のような状態になるためです。
- 英語に触れる機会が増えてきます
- 口や耳が英語の音に馴染んできます
- いざ言うときに英語が口から出るようになります
楽しく自然に英語スキルが上がってくるので、おすすめの練習です。
次に、この発音練習の注意点とデメリットを説明します。