英語の教科書を音読しまくった結果
英語の成績は上がって、受験も成功
もう40年も前のことですから(笑)よく覚えてないのですが、中2の教科書の音読を始めたあたりから、テストの成績が上がってきたと思います。
中3なのでほぼ毎月、何かのテストがありました。
それまで90点を超えることがなかった英語のテストは、音読をはじめて3ヶ月くらいで90点をとれるようになりました。
さいごまで満点は取れなかったような気がしますが、それでも一つ間違えただけの96点は何度も取っていました。
そして無事、第一志望の高校に合格できました。
英文法は、感覚だけで正解がわかるように
高校では大学受験にあわせた英語でしたが、大学ではほとんど英語はやりませんでした。
卒業後は外資系企業に就職し、そこからまた英語に関わるようになります。
会社の要請でTOEICを受けたり英会話クラスに参加もしていましたが、英文法だけは得意でした。
不自然な英文は、なんとなくわかリます。
英文法の問題は、違和感だけでほぼ正解してました。これはある程度、英語の感覚が身についていたんだと思います。
英文法で困ったことは、ほとんど困ったことはありませんでした。
当時の英語の音読の反省点について
この音読の経験は、私の英語の基礎を築いてくれましたが、同時に足かせにもなりました。
私は圧倒的にリスニングができませんでした。
あきらかに同僚・同期がきこえている英語も、私だけききとれませんでした。それなりに練習しているのに、です。
ここでは「今、思えば」という観点から、当時の音読の反省点を書いていきます。
発音がカタカナのまま音読していた
その先生は私の発音について、あまり何もいいませんでした。なので私はカタカナ英語で音読してました。
あまりにちがう発音のときは修正されましたが。
私はその後も、自分の発音がおかしいことに気づかず、20年近くリスニングで苦労することになります。
もし発音に気をつけながら音読をしていれば、その後もスムーズに英語が上達できていたかもしれません。
逆に言えば、
カタカナ英語の発音でも効果はある
ということになります。なので、あまり発音を気にしすぎる必要はないです。
英語のリズムではなく、日本語のリズムで音読した
また発音と同じことですが、日本語のリズムで音読していました。
英語で話されたときの息継ぎのリズムで、意味の区切れ(チャンク)がわかるものです。
私は英語のリズムに慣れておらず、チャンクをキャッチすることがなかなかできませんでいた。
これもリスニングの障害になっていました。
当時の目的は高校受験で、発音は優先度が低かった
高校受験の当時、わたしが指導していただいたやり方は、
- 私の英語レベルが全体的に低かった
- 高校受験が目的で、内容を特化する必要があった
という事情から最善の方法でした。
もし私が今やるとしても同じようにやるでしょう。
当時の私に正しい発音を要求しても、まず無理でしたら。
今は発音・リズムで注意して、英語を音読しまくっている
音読は、高校受験が終わったあとは、ほとんどやりませんでした。
今はひとりで海外に行って、英語で仕事ができるレベルには、なってます。
でももし音読を続けていたら、ボキャブラリーも増え、もっとなめらかに英語が口から出てくるようになっていたのでは?と思います。
最近は Youtube の字幕や手に入った英文を毎日、5~10分程度はやるようにしています。
私の音読のやり方は、次の記事に書いてあります。
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